myno

2020/07/22 07:10


皆さんも体調管理を維持し続けることを想像すると困難ですよね?
柔軟性、筋肉量、体重増減、左右バランス、故障部位、疲労度、生活リズム、食事…
これらの項目を指標にし、日々のコンディションを高く維持する作業は容易ではありません。
チームで管理されていることは、練習前後の体重管理と故障部位などへのケアとチェック、全体練習量の管理、練習後のストレッチ、トレーニングに用いる器具が挙げられます。
一日の中で考えると3~4時間、それ以外の余白はすべて自己管理となります。
練習前の準備でストレッチや体幹、練習後に器具を使用した筋トレを取り入れる選手は多く、それらの内容は自らが課題にフォーカスし取り入れているものです。
チームを見渡すと十人十色、各々が個性を消さないよう創意工夫し答えを見出す様子が垣間見れてとても面白いです。
身体の大きさだけ取っても大きな差があります。大きい選手は特長を最大限生かし、背の低い選手は競り合わずともプレーし続ける工夫をそれぞれ考えます。長所を伸ばすこと、欠点を補うことへのアプローチには選手独自の視点や感性が見えるので、僕はそこにプロフェッショナルを感じます。
これら地道な試行錯誤は身近な人にしか発見できない光景ですが、スーパープレーだけでなく立ち姿や所作に美しさを感じる背景にはそういった日々の積み重ねが詰まっているということです。
更に、アスリートにとって重要なことはトレーニングだけではないということ。ピッチの上だけが仕事ではないと思います。そこにはピッチ外での準備やケアといった身体的な部分と、栄養補給や休息がパフォーマンスに結び付いて来ます。多くの方はトレーニングは鍛えることと捉えがちですが、もっと大事なことは内面に隠されている目には見えない部分です。
身体の内からコンディショニングアップに取り組むことに意識を向けて取り組むことが必要です。

Next.「リカバリー=回復力。」

Mail Magazine

新商品やキャンペーンなどの最新情報をお届けいたします。